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にっき

「一年3セットの服で生きる」イベントアーカイブの感想

あきやさんの初の著書「一年3セットの服で生きる」出版記念イベントのアーカイブを見ました。
www.jimon-jitou.com
アーカイブはまだ買えるようなのでぜひ。

靴は自己評価
あきやさんの発信を追ってるとず~~~っと出てくる言葉なんだけど、今までの自分の捉え方がちょっと違ってたのかも?となった。
自己肯定感ある・なし2択の話みたいに捉えてたんだけど、そうじゃなくてその人が大切にしてることが靴に表れる→他者はそこから「この人はこういう人なんだろうな~」とイメージする それで自己評価って言ってるんだな(もちろん靴を大事にすることはイコール自分を大事にすること、ともあったので大きく違ってはないんだろうけど、どの面により視点を置くかってところかな)
自分が「自分のこと大事にしてる」と思うというよりも、他者から見て「この人は自分を大切にしてるんだな」と思われることが「靴は自己評価」なのかもと思った。
そうして思ったのが、やっぱり自分は自分中心に見てるというか、人がどう感じるだろうか?ってことがほとんど意識にのぼらないんだな~~ワハハ


バッグは自己紹介
これも何度も目にしてるけど、あらためて聞くとだんだん怖くなってくるよね…靴もだけど今まで身に着けていたものたちのこと、そんなふうに考えたことなかったもん…なのに知らず知らずのうちにメッセージを発してるんでしょ…こわ

「めちゃくちゃロマンチストになったらその子が運命のバッグですよ!」ってやっぱりわたしの運命のバッグやっぱりあの子じゃない???写真なのに見た瞬間ドーーーンと雷に打たれ(推しに落ちる時といっしょ)でも情報が何もわからないのでひたすらネットの海を検索検索…販売してたっぽい痕跡はみつけたものの当然もう売ってないという…

pin.it

これなんだけどね、めっっっっっッちゃかわいくない!?!?!?!?えっこんなに可愛くうまれてきちゃって大丈夫そう???心配…でもこの子は魔法が使えるから大丈夫なのです~~~
これを探し当てるまでに同タイプのバッグの画像見まくったんだけど、別に全然ほしくない…買えないのにエラそう(笑) いや~~~ほんとに運命のバッグ見つかるのか…?だって少なくともこの子を超えないといけないんでしょ?めちゃくちゃハードル高くないか???

売ってないからしょうがないんだけど、自分の中のこうドロドロしたものを一旦成仏させるために同じ形の同じ刺繡タイプのものは一度持たせてもらおうかなとは思っている。
…って書いて下書きに保存してる間にお店行ってきた。言ってからが早いw これはなんか日記として別に書きたい。

あと話の中で「基準の色を持つ」というのが出たけど、これはたぶん「色」でなくてもいいんだろうなと理解した。なにか一つ、自分の芯として通るものであれば。おそらくあきやさんの基準は特定の色じゃなくてグッチの犬バッグだろうし。
どんなに素敵なものだったとしても、「"これ"に合わないものはわたしのものではない」、と強く気持ちを持ちたい……もちたい…(すぐかわいいもの見つけていいッ!となってしまう人)(あのバッグもいいッ!ってやつなんじゃないかって気持ちも若干ある)


アクセサリーはアイデンティティ
服に合わせてアクセサリーを選ぶんじゃない、アクセサリーに合わせて服を選ぶんだ!
(踊る~の「事件は〜」みたいだな~って思いながら聞いてた)
ファッション疎い民からすると、ファッションっていうとすぐ服のこと思い浮かべちゃうけど服はほんとにほんとのラストのところなんだな。ここまでほんっとに全然服の話が出てこない。
と思ったら例で出てきた阪神ファンの話がとてもわかりやすかったです。たしかにパークでこの子のグリに行く!って時はそのキャラの服選んでる…ちょっと違うかもだけど。

靴とバッグとアクセサリーがそろって自分らしいファッションができたら行きたいところに行こう、やりたいことをやろう っていうのが今回すごくいいな~と思って。ファッションが目的とかゴールでなくて、自分らしいファッションをして自分らしい人生を送りましょう!ってもっと遠くを見てるところがいい。手前のファッションで躓いてる身だからそっちの方がはるかに壮大で超難問なのでは?とも思うけれどもw
これまで見てきたファッションに関するものってそこがゴールになってる印象があって、なんか上手く言えないけどそれで???ってかんじでこれまでのわたしにはあまり響いてなかったので。
メコンアンチ(ざっくりとした括り)が言う「そんなの気にしないで好きに服着たらいいじゃん!」って言うのに対して、それはそう(まぁうまいこと住み分けして生きていこうね~)くらいしか思えなかった。
けど自問自答に触れてイメコンの良いところがようやく言えるようになった気がする。「似合うもの身に着けることで素敵に見える」ってところがいいんじゃなくて、似合うもの身に着けて素敵に見えるようになると自信がついていい人生を送れるようになり、背が伸びて宝くじが当たり素敵なパートナーができる…ってところがいいとこだったんだなぁ(後半はいつもの蛇足)(このネタがいまだに通じる人っているのかね?w)

あとあきやさんみたいにわからない人に懇切丁寧に教えてくれる人もあまりいないよね…ファッションって多くを語るのは野暮って思ってる中の人が多いイメージ。知らんけど。でも自己評価とかアイデンティティって教わるものじゃないもんね、そりゃ言わないか。


質問コーナー
全部で20問くらいのうち印象に残った質問と回答(と言いながら自分の話をする)

・モード系の服で公園デート行く?問題
講座受ける前までもあまりピンと来てなかったし、講座でもわたしが着なくていい服のひとつになったんだけど今回の回答聞いてよりわたしモード着ない!が強まった。こういう服ですよ~って説明されたキーワードがどれも引っかからない…!戦いでも闘いでもどっちでもないし(戦わずに勝ちたい)自己の確立とは…?確立するも何も自己はあるよね?ってくらいピンと来てない。わたしやっぱモード系の才能ない。きっともっと深い話なんだろうなぁ…

・厳しい職場でいる時間も長いけどハデでとってもほしい靴がある問題
いかにこの靴を履くか?を考える。この靴を長く履けるように人生を作っていく。
っていう回答が与えられた仕事をするタイプのサラリーマンとは全然違うよな~と思った。
これを聞いて、長いこと疑問だったことが自分の中で解決した。”ファッションの人たち”の考え方って何回聞いてもよくわからんなぁって事あるごとにずっと思ってたけど、ファッションまでが”自分”の範囲なんだなって思った。わからんなと思ってる側はガチの肉体までが”自分”って認識なのかなーと思ったり。そういうわたしは肉体より手前の脳みそまでが”自分”と思ってる気がする。肉体は着ぐるみのイメージ。そうすると「自分らしく」って身に着けるものまで含まれた範囲の話をしてるってなると、は~~~!そりゃわからんはずだわ前提が違う。同じ言語を話していても伝わらない問題よくあるね。

・自分の体形となりたい姿に差がありすぎ問題
わ か る~~~~~~~~~~!!!!!!!!
あきやさんでも試着室で泣いたりすることもあるんだ…ファッション大好きな人ってハッピー!楽しい~!素晴らしくいいもの買った~!イエーイ!みたいなイメージだった。なんかだんだんわたしの偏見の方がやばくない?という気がしてきた…好きだからこそ悩むよねそうだよね。
わたしももっと頭蓋骨が立体的になって骨格が華奢でヒザ下が長かったらこの格好したかったな~ってのがある…ある………でも骨はまじでムリどうしようもない
なりたい姿との差問題とはまた違うけど、既製品サイズ合わない問題もファッション苦手…てなるもののひとつな気がする。ほしいものはサイズがない。サイズがあるものの中にはほしいものがない(つら)

「なりたい自分像って本当に外見だけですか?」
ここのお顔がキリっと真剣でかっこよかった。
講座の中で好きな人・憧れている人のどんなところが好きか考えるワークがあって、それがとてもよかった。何ていうか推したちへの理解が深まった感がある。
それまで自分の好きな人たちってジャンル見事にバラバラだよな…もうちょっと絞ってくれ自分…と思っていたんだけど、説明してみると割と同じことをずっとしゃべっていて意外と統一性あるじゃん自分~~!ってなったことを思い出した。そうだよな、最初は外見から入るけどそれだけで推しにはならないよな…中身だいじ
ただ内面をファッションで表すってどういうこと???って講座を受けたときからあまりピンと来てなかった。そしたらさ、今回本で「なりたいに合わせて選ぶアイテムリスト」とか「制服化イラスト集」で各アイテムのイメージやキーワードが載ってるじゃん。これまでの服とイメージが全然一致してないんだけど!!!!!(笑うとこ)お前そりゃ…迷走するわ…説明読んだらそうだよな~って納得するのに、なんで自分の格好になるとこうなっちゃうの?不思議…


ここ最近、仕事と引っ越しのバタバタで自問自答が止まっていたのでここからまた見直していくぞ~~~